玄関ドアについているドアスコープはとっても小さい穴ですが、実はこんな小さな覗き穴からもセキュリティ面ではリスクがありますよ。
ドアスコープは内側からしか見えないからあんまり防犯対策なんて必要ないんじゃないかしら?
この記事では玄関のドアスコープに防犯対策が必要な理由について、ドアスコープの仕組みや外から見る方法、またドアスコープの防犯対策や役に立つ防犯グッズをご紹介しています。
ワンルームや玄関から家の中が見えるような部屋の配置の場合は特に注意が必要なので、記事を参考に防犯対策を講じてくださいね!
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玄関のドアスコープも防犯対策が必要なの?
「ドアスコープ」は、玄関の玄関ドアに取り付けられた小さな覗き穴やカメラのことを指します。
通常このドアスコープは、訪問者を確認するために利用されますが、悪用される可能性があるため、実は防犯対策が必要な箇所でもありますよ。
あんな小さな穴で、外からは何も見えないんじゃないかしら?
まずはドアスコープの仕組みや意外なリスクについて詳しく解説していきますね。
玄関のドアスコープの仕組みは?
玄関のドアスコープは、玄関ドアに取り付けられた小さな覗き穴やカメラを通じて外部の状況を確認する仕組みとなっています。
玄関ドアに設置されたドアスコープには特別なレンズが取り付けられており、通常覗き穴は訪問者の顔や身体が確認できる位置にありますよ。
また一部のドアスコープには、魚眼レンズが組み込まれており、広い範囲を表示できるようになっており、より広い視野を持つことで訪問者をより詳細に確認できます。
このように内側から外側を確認する覗き穴としての役割を持っているドアスコープは、一般的に外側から覗かれても景色が逆になり小さく映るため悪用される心配はありません。
しかし、ある手法を使うと外側からも内側が覗けるようになってしまうため、外部からの不正な覗き見や盗撮を防ぐために、防犯対策が重要となってきますよ。
内側を玄関ドアスコープの外から見る方法とは?
家の内側を玄関のドアスコープの外から見る方法について以下に解説していきますね。
1.リバースドアスコープ
リバースドアスコープは、外から玄関のドアスコープを逆に見るための専用デバイスです。
このリバースドアスコープを使ってドアスコープを覗くと、部屋の内部が外から確認することができます。
通常は、家主が家に帰ってきた時に不審者と鉢合わせにならないために外から家の中を伺うために利用するものです。
しかし、悪意ある者によって不正行為に利用されることもあるので注意が必要です。
2.ドアスコープを外して見る
一般的に、玄関のドアスコープは取り外し可能となっています。
不正な者がドアスコープを外し内部を確認することがあるため、ドアスコープを適切に固定し不正な外し方を防ぐ対策が必要ですよ。
このようにドアスコープを外から見る方法はネット上にも情報が載っているため、悪意を持つ者によってプライバシー侵害や盗撮に悪用される可能性があります。
玄関のドアスコープのリスクは?
外からドアスコープを覗かれることによって起こるリスクについても詳しく解説していきますね。
①盗撮のリスク
悪意のある者がドアスコープを利用して住宅内部を盗撮する危険性があります。
この行為はプライバシー侵害であり、特にワンルームなどは玄関からすぐに生活環境が見えるために十分注意する必要がありますよ。
②不審者の侵入
不審な訪問者がドアスコープから内部の状況を確認し侵入計画を立てたり、住人の不在を確認して不正に入るリスクも存在します。
またドアスコープを外すことで、その穴から玄関ドアのサムターンを回して鍵を開け侵入するという手口に使用される場合もあります。
このように玄関のドアスコープには盗撮や侵入されるリスクがあるので、しっかりと防犯対策を行う必要がありますよ。
では次に玄関のドアスコープにできる防犯対策について詳しく解説していきますね。
玄関のドアスコープの防犯対策は?
玄関のドアスコープは外からも見る方法があり、悪意のある者によって不正に利用される可能性があります。
そのため玄関のドアスコープの防犯対策は重要となってくるので、以下にドアスコープの防犯対策方法を詳しく解説しますね。
<玄関のドアスコープの防犯対策>
①ドアスコープの目隠しカバーを取り付ける
②外から外せないドアスコープへの交換
③防犯カメラの取り付け
④ドアの交換
⑤鍵の交換と補助錠の追加
⑥泥棒の手口を理解
それでは、それぞれの防犯対策について解説していきますね。
①ドアスコープに目隠しカバーを取り付ける
ドアスコープに目隠しカバーを取り付けて塞ぐことで、外部からの覗き見を防ぐことができます。
目隠しの方法にはガムテープなどで完全に覗き穴を塞ぐ方法やマグネット式のもので取り付け可能にしておくなど、比較的簡単に行える防犯対策です。
②外から外せないドアスコープへの交換
一部のドアスコープは外から外せるものもあります。
このようなドアスコープを外から取り外せないドアスコープに交換することで、外部からの侵入を困難にしますよ。
③防犯カメラの取り付け
ドアスコープの近くに防犯カメラを設置することで、ドア周辺の活動を監視できます。
防犯カメラは不審な行動や侵入者を捉えるのに役立ちますよ。
④ドアの交換
ドアスコープを備えたドアは、防犯性が低いことがあるため、セキュリティ向上のためにドアスコープの無いドアに交換することも考えられます。
この場合は、「モニター付きのインターホン」を利用することで、ドアを開けなくても訪問者を確認することができますよ!
⑤鍵の交換と補助錠の追加
ドアスコープの対策だけでなくドアの鍵を強化し補助錠を追加することで、侵入者の侵入を防ぐことができます。
⑥泥棒の手口を理解
また空き巣や泥棒の手口に関する知識を持つことも重要です。
常に空き巣や泥棒の一般的な手法に対する警戒心を高めておくと、防犯対策を講じる際に役立ちますよ。
これらの防犯対策を組み合わせることで、玄関のドアスコープを通じたセキュリティを強化することができます。
ドアスコープの防犯対策に役に立つ防犯グッズもあるのかしら?
では次に、玄関のドアスコープの防犯対策に役立つ防犯グッズについてご紹介しますね。
玄関のドアスコープの防犯対策に使えるグッズを紹介!
ここでは先ほどご紹介した玄関のドアスコープの防犯対策に役立つ防犯グッズについてご紹介しますね。
ドアスコープの目隠しカバー用アイテム
ドアスコープ用の目隠しカバーで、外部からののぞき見を防ぎます。
防犯グッズとしては、「ドアスコープカバー」が販売されていますよ。
このドアスコープカバーは完全に覗き穴を塞ぐことがないので、外の状況を見たい時はカバーをずらすことで確認することができます。
貼るだけの簡単設置なので、賃貸住宅でも利用が可能で女性や高齢者などの一人暮らしでも簡単に設置することができますよ。
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100均でも売っている場合もありますが、耐久性などについて少し不安が残るかもしれません・・・
外せないドアスコープ
一部のドアスコープは外部から外せるものもあるため「外から外せないドアスコープ」に交換することも防犯対策には有効です。
外せないドアスコープに変えると、外からドアスコープを簡単に取り外せなくなる点と、視野が広がり内側からは見やすくなりますよ。
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カメラ付きのドアスコープ
ドアスコープをカメラ付きのものに変えると、ドアスコープが防犯カメラのような役割を持つこともできますよ。
「ドアスコープカメラ」には内部にカメラが取り付けられており、このカメラは外部の映像を撮影することもできます。
カメラの映像は通常、玄関内に設置されたディスプレイやモニターに表示されますが、一部のモデルでは、スマホのアプリを通じて外部の映像を確認することも可能ですよ。
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サムターン回しを防止する
ドアスコープを外してドアスコープの穴からサムターンを回されないようにするために「サムターンカバー」も利用できます。
サムターンカバーを取り付けることで不正な鍵の解錠を防ぐ効果が期待できますよ。
\サムターンカバーはコチラから/
このようにドアスコープ周辺の防犯対策に役立つ防犯グッズも様々登場しているので、大切な家族や財産を守るために活用してくださいね!
玄関ドアスコープの防犯|意外なリスクと対策法を徹底解説!のまとめ
この記事では、玄関のドアスコープに防犯対策が必要な理由について、ドアスコープの仕組みや外から見る方法について、またドアスコープの防犯対策や役に立つ防犯グッズをご紹介しました。
玄関ドアに設置されているドアスコープには通常魚眼レンズが組み込まれており、内側から訪問者の顔や身体が確認できるように使用されるものです。
しかし、リバースドアスコープという専用器具やドアスコープを外から外す方法もあり、不正に外から内側を盗撮したり、侵入されるリスクが存在しました。
そこで、ドアスコープの防犯対策として以下の項目が挙げられました。
<玄関のドアスコープの防犯対策>
①ドアスコープの目隠しカバーを取り付ける
②外から外せないドアスコープへの交換
③防犯カメラの取り付け
④ドアの交換
⑤鍵の交換と補助錠の追加
⑥泥棒の手口を理解
またドアスコープの防犯対策に役立つ防犯グッズには「ドアスコープカバー」や「外から外せないドアスコープ」「ドアスコープカメラ」なども販売されていますよ。
小さな覗き穴からも大きなリスクが発生する可能性があります!油断せずにしっかりと防犯対策を行ってくださいね!