防犯対策として防犯ステッカー(シール)を玄関などに貼ることは本当に侵入犯罪の防止に効果があるのでしょうか?
戸建ての防犯対策に防犯ステッカーを貼ろうかと思ったんだけど、逆効果になる可能性もあると聞いたから不安だわ……。
上記の項目をご紹介しているので、防犯ステッカーを間違った使い方で逆効果にならないために正しい活用法を知ってくださいね!
防犯ステッカーの防犯効果を解説!
自宅や会社など不審者の侵入を防ぐために利用される「防犯ステッカー(シール)」は、不審者に対して防犯装置が設置されていることを知らせ、犯罪抑止効果として期待できます。
ここではまず防犯ステッカーにはどんな種類があり、間違った使い方をすると逆効果になってしまう理由についてご紹介していきますね。
防犯ステッカーとは?
防犯ステッカーは、不審者や犯罪者に対して警告や抑止を目的として使用されるステッカーです。
そんな防犯ステッカーには一般的に以下のような種類がありますよ。
防犯カメラステッカー
防犯カメラステッカーは防犯カメラが設置されていることを示すステッカーで、不審者に対して警告し、侵入や犯罪を抑止する役割があります。
また、周囲の住民などに防犯カメラが設置していることを知らせて事前にトラブルを回避する目的でも貼られます。
例:防犯カメラ作動中、監視カメラ設置、24時間警戒中など
警備会社の防犯ステッカー
セコムやアルソックなどの警備会社の名前やロゴが入った防犯ステッカーで、セキュリティを強調し、不審者を威嚇しますよ。
例:Security by ●●、Always Security OKなど
基本的にセコムやアルソックなどの警備会社の防犯ステッカーは契約をしている場合に貸与される防犯ステッカーなので、未契約の人が勝手に使うことはできませんよ!
これらの防犯ステッカーは防犯対策の一環として使用され、不審者に防犯設備が存在することを知らせる役割を果たします。
しかし、使い方によってはこの防犯ステッカーが逆効果になってしまうことが起こりえるのでその理由や対処法についてもご紹介しますね。
防犯ステッカーが逆効果になる理由と対処法!
防犯ステッカーが逆効果になるのは防犯ステッカーだけを貼って、実際には防犯装置を設置していない場合に起こります。
一般的に、不審者や犯罪者たちは事前に侵入する家や会社など下見に来ます。
その際、防犯ステッカーが貼ってあっても実際に防犯カメラが設置されていなかったり、特別に防犯対策が施されていない場合はステッカーは偽物だとばれてしまいます。
偽の防犯ステッカーだとばれてしまうと、防犯としては逆効果となり不審者の攻撃対象となる可能性がありますよ。
そんな防犯ステッカーで逆にターゲットとされることを防ぐためには、以下の対処法があります。
1.ダミーでもいいので防犯カメラとセットで防犯ステッカーを設置する
特に「防犯カメラ設置中」などの防犯カメラステッカーを貼る場合は、その近くに防犯カメラが設置されている必要があります。
防犯カメラが設置されていない時点でその防犯ステッカーが偽物だとばれてしまうので、ダミーカメラでもいいので防犯カメラを設置することが重要ですよ。
ただし、100均に売っているようなすぐにばれてしまうようなダミーカメラを利用するとやはり防犯対策には逆効果になるので注意が必要です!
2.本物の防犯装置を設置する
防犯対策に効果があるのは、防犯ステッカーとともに本物の防犯装置を設置することです。
防犯ステッカーでの警告と防犯カメラやセキュリティサービスなどの実効性を組み合わせることで効果的な防犯対策を構築しますよ。
また防犯カメラやホームセキュリティサービスだけでなく、玄関の鍵や窓の鍵に補助錠を加えるなどのセキュリティ対策を行うことで犯罪者にとっては侵入のハードルが上がります。
\アルソックのマークが入った補助錠/
防犯装置や防犯ステッカーがあることで、防犯意識の高さがアピールでき、侵入し難い印象を犯罪者に与えることができますよ。
このような対処法を実践することで防犯ステッカーの逆効果を軽減し、より効果的な防犯対策を実現できます!
ではそんな防犯ステッカーはどんな場所に貼ると防犯対策として効果があるのでしょうか?貼る場所についてもご紹介しますね。
防犯ステッカーを貼る場所はどこが良いのか解説!
防犯ステッカーはセキュリティ対策をアピールし犯罪を抑止する効果があるものですが、その効果を発揮するためにはどんな場所に貼ると良いのでしょうか?
ここでは防犯ステッカーや防犯カメラステッカーを貼る場所についてご紹介しますね。
1.防犯カメラの近くに貼る
先ほどもご紹介しましたが防犯カメラステッカーを貼る場合、周辺に防犯カメラが設置していないと偽物だとばれてしまいます。
防犯カメラステッカーは、ダミーカメラや防犯カメラの近くに貼るようにしましょう。
2.目立つ場所に貼る
防犯ステッカーは侵入を試みる不審者に警告を与えるために貼るので、不審者が容易に目にする場所が適しています。
特に侵入者に警告を与えたい駐車場や玄関、窓などの目立つ場所に貼ると効果的ですよ。
3.高い位置に貼る
防犯ステッカーや防犯カメラステッカーは視覚的に警告を与えるため、目線よりも高い位置に貼ることが望ましいです。
高い位置に貼ることで、効果的な視認性を確保できますよ。
4.表面が平らな場所に貼る
屋外に防犯ステッカーを貼る場合、すぐに剥がれないような表面が平らな場所を選ぶことも重要です。
貼る場所がでこぼこした状態であったり、汚れていたりするとすぐに防犯ステッカーが剥がれる可能性がありますよ。
防犯ステッカーをしっかりと貼れるような表面が平らな場所を選ぶようにしましょう。
防犯ステッカーを貼る時の注意点!
防犯ステッカーを貼る時には場所を選ぶこと以外にも、綺麗に貼ることも大切です。
ここでは、そんな防犯ステッカーを綺麗に貼るための注意点を解説していきます。
1.表面の清潔さを確保する
防犯ステッカーを貼る前に、貼り付ける場所の表面をきれいに清掃し、埃や汚れを取り除きます。
表面が清潔でないと、防犯ステッカーが正しく貼り付けられず剥がれる可能性が高まりますよ。
2.防犯ステッカーの片側をマスキングテープで仮止めする
防犯ステッカーを貼る際には、片側をマスキングテープで仮止めし位置を確認しながら貼り付けると正確に貼ることができます。
3.防犯ステッカーに空気を入れないようにゆっくりと貼る
気泡が入らないように、指やスキージで防犯ステッカーを内側から外側に向かってゆっくりと貼り付けます。
この方法で防犯ステッカーを貼ることで、空気を含まずに綺麗に貼り付けることができますよ。
4.定期的に交換する
経年劣化や気候条件により、防犯ステッカーの粘着力が低下し剥がれてしまうことがあります。
定期的に防犯ステッカーをチェックして必要に応じて交換することで、効果を保つことができますよ。
注意点も意識して防犯ステッカーを綺麗に貼り付けておくことで、効果的な防犯対策を実現することができますよ。
では次に、防犯ステッカーをさらに防犯対策に効果的に利用するにはどうすればいいのでしょうか?防犯ステッカーの活用法についてもご紹介しますね。
防犯ステッカーを効果的に利用する方法を解説!
ここでは防犯ステッカーを利用する場合、どうすればさらに防犯対策に効果のある活用法ができるのかご紹介しますね。
①防犯カメラを導入してセットで利用する
防犯カメラが設置されていると不審者は侵入を躊躇する傾向があります。
防犯ステッカーと防犯カメラの組み合わせは、不審者に監視されているという意識を高め、犯罪を抑止する効果が高くなりますよ。
また防犯カメラは不審者の行動をビデオで記録し、証拠を提供します。
これにより、犯罪が発生した場合、警察や保険会社に提供できる有用な証拠が得られます。
さらに防犯カメラにはインターネット経由でリアルタイムに監視できるタイプもあります。
このような防犯カメラを利用することで不審者が侵入した場合、すぐに対処することができセキュリティレベルを高めることができますよ。
防犯カメラの設置については専門家に相談するとより効果的な利用が可能になりますよ。
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▼防犯カメラ設置110番の利用法や口コミについては、関連記事「防犯カメラ設置110番の口コミは?評判から高評価の謎を探る!」で詳しく解説しています。
②ホームセキュリティサービスを導入してセットで利用する
防犯ステッカーは不審者に対して防犯意識を喚起し、侵入を抑止する効果がありますがステッカーだけでは不十分な場合があります。
そこでホームセキュリティサービスを導入することで、防犯カメラやセンサーなどの監視装置が実際に備わり、不審者の侵入を監視・捕捉することができますよ。
ホームセキュリティサービスを導入すると不審者に対するリアルタイムの監視が可能となり、必要な場合は警備会社より警備員が実際に駆けつけてくれるサービスもあります。
ホームセキュリティサービスの導入により住民は自宅のセキュリティが強化されていることを知り、安心感を得ることができます。
ホームセキュリティの防犯ステッカーは本当に契約している人しか使えないので、このステッカーが貼ってあることで防犯意識の高さをアピールできますね!
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このように防犯ステッカーを利用する場合は、実際に防犯カメラやホームセキュリティサービスを組み合わせることにより、住宅や施設のセキュリティがより完全になりますよ。
防犯ステッカーは逆効果になる?理由や回避する方法を解説!のまとめ
この記事では、防犯ステッカーが逆効果になる理由やその対処法、また防犯ステッカーを貼る場所、貼る時の注意点、防犯ステッカーの活用方法をご紹介しました。
「防犯ステッカー」を貼ることで、不審者に対して防犯装置が設置されていることを伝え、犯罪を抑止する効果があります。
そんな防犯ステッカーには「防犯カメラステッカー」や「警備会社のステッカー」などがあります。
しかしこれらの防犯ステッカーを貼る場合、実際に防犯設備を設置していない状態で使用すると犯罪者に防犯ステッカーが偽物であると容易にばれてしまい防犯に逆効果になってしまうリスクがありますよ。
そのため防犯ステッカーが逆効果にならないためにはダミーカメラや防犯カメラとセットで利用することが大切です。
また防犯ステッカーの貼る場所は、防犯カメラの近くであったり、目立つ場所であったりすることが重要で、すぐに剥がれないように綺麗に貼ることも大切です。
実際にホームセキュリティサービスを導入し警備会社の防犯ステッカーを貼っておくとさらに防犯意識の高さをアピールすることができますよ。
防犯ステッカーを単体で使うよりも実際の防犯設備と一緒に使うことを意識して、防犯対策に活用してくださいね!