玄関のドアが引き戸の場合は、防犯性はどうなのでしょうか?
玄関の引き戸は防犯性が低いとも言われているけど、どうすれば強化できるのかな?
この記事では、引き戸の玄関の特徴やメリット・デメリットについて、また防犯上どのようなリスクがあり、どのように強化するのか防犯対策や防犯グッズをご紹介していきますね。
引き戸の玄関のデメリットを知って、防犯対策に役立ててください!
▲玄関の防犯上のリスクやさらに詳しい防犯対策とおすすめグッズをご紹介!
玄関の引き戸の特徴とメリットは?
玄関が引き戸の場合は、どんなメリットがあるのかな?
まずは玄関の引き戸の特徴とメリットについて解説していきますね。
1.開閉が非常に楽
玄関の引き戸はスライドする仕組みを持っており、横に引いて開閉します。
このスライド式のメカニズムにより開け閉めが非常に楽で、高齢者や身体障害者(特に車椅子など)にとってもバリアフリーな選択肢とされています。
2.玄関ポーチが広く使える
開き戸のように内側や外側にドアを開けるスペースを取らないため、開き戸よりも広い玄関ポーチを確保できます。
また狭いスペースでも外出や荷物の出し入れ時に使いやすい特徴があります。
3.ドアを好きな幅で開けておける
引き戸は好きな幅で開けることができ、通気や風通しを確保することもできます。これは、季節や気候に合わせて玄関を調整するのに便利ですよ。
4.大きなガラス面
多くの玄関の引き戸には大きなガラス面を備えており光を取り入れることができるため、玄関周りが明るく開放的になりますよ。
5.扉によるケガが少ない
引き戸はスライドするため、開き戸のように扉に挟まれるリスクが少なく、特に子供やペットの安全性が高まります。
これらの特徴とメリットから、玄関の引き戸は使い勝手が良く、快適な生活環境を提供します。ただし、デメリットも存在するのでしっかりと確認しておいてくださいね!
では次に玄関の引き戸のデメリットについてご紹介しますね。
玄関の引き戸のデメリットは?
玄関の引き戸は、開閉が楽で玄関のスペースが広く使えるなどメリットも多くありました。しかし反対に玄関の引き戸にはいくつかのデメリットがあるので、以下にご紹介していきますね。
1.断熱性・気密性の低さ
玄関引き戸は一般的に断熱性や気密性が開き戸に比べて低い傾向があります。
このため冷暖房効果が低く、室内の温度調整に影響を及ぼす可能性がありますよ。
2.広い間口が必要
引き戸は開閉のためにドアが横にスライドするため、広い間口が必要です。
そのため狭い玄関スペースには適さないことがありますよ。
3.防犯性の心配
玄関の引き戸は大きなガラス面を備えており、外から室内が見えることがあります。
これは不審者による盗聴やのぞき見のリスクを高める可能性があり、室内が見えることはプライバシーの懸念を引き起こすことがあります。
また玄関の引き戸は開き戸と比べて扉と扉のすき間が多く、これにより外部からの侵入経路が増えます。
さらに引き戸は一般的にはガラスが多く使用されるため、簡単に割れる可能性が高まります。
このため、不審者は簡単に引き戸をこじ開けたり、ガラスを破壊して侵入しやすくなりますよ。
玄関の引き戸からどうやって空き巣や泥棒は入ってくる可能性があるのかな?
引き戸の玄関からの侵入手口とは?
空き巣が玄関の引き戸から侵入する手口について、一般的な方法を解説しますね。
①ガラスの破壊
玄関引き戸には大きなガラスパネルがあり、不審者はガラスを割って室内に侵入することがあります。
このため、ガラスには防犯フィルムを貼るなどの対策が考えられますよ。
②鍵の不正解錠やピッキング
特に古い鍵を使用している場合、鍵を不正に解錠される可能性があります。また、不審者は鍵穴をピッキングして鍵を開けることもありますよ。
これらに対処するには、高品質の鍵や電子ロックへの変更やセキュリティシステムを導入することで、このリスクを軽減できます。
③レールのこじ開け
引き戸にはレールが使われており、不審者はレールをこじ開けて侵入することがあるため、レールの強化などの対策が有効です。
④隣接する窓の活用
引き戸の隣に窓がある場合、不審者は窓を割って引き戸を内部から開けることがあります。窓には面格子を取り付けたり、窓を強化することが必要ですよ。
こうやってみると玄関の引き戸には防犯対策を施す必要がありそうだね。
では次に玄関の引き戸の防犯性を高めるために行うべき防犯対策や利用できる防犯グッズについてご紹介しますね。
防犯性の高い引き戸とは?防犯対策や防犯グッズを紹介!
侵入の手口を見ると、玄関の引き戸にもしっかりと防犯対策を行うことが重要であると分かりますよね。
ここでは防犯性の高い引き戸にするために防犯対策や防犯グッズをご紹介していきますね。
<玄関の引き戸の防犯対策>
①頑丈な材料の引き戸を使う
②高品質な鍵への変更・追加する
③防犯ガラスの使用
④防犯フィルムの貼付
⑤ドアスコープやカメラ付インターホンの設置
⑥防犯カメラの導入
⑦モーションセンサー付きの照明
⑧ホームセキュリティシステムの導入
それでは以下に、引き戸の防犯対策について説明していきますね。
①頑丈な材料の引き戸を使う
高品質な材料と製造プロセスを使用して作られた引き戸は、物理的な攻撃に対して耐久性があり破壊が難しいです。
②高品質な鍵への変更・追加する
引き戸に高品質な鍵への変更や鍵を追加(2重ロック)することで、不正な開閉を防ぎます。
③防犯ガラスの使用
引き戸で使用するガラスに防犯ガラスを使用することが重要です。
これは耐衝撃性が高く、ガラス破りからの保護を提供しますよ。
④防犯フィルムの貼付
玄関ガラスの交換が難しい場合はガラスに防犯フィルムを貼ると、ガラスが割れても破片が飛び散りにくくなり、侵入者を阻止できます。
⑤ドアスコープやカメラ付インターホンの設置
中から外部を確認するためにドアスコープやカメラ付インターホンを取り付けましょう。
これにより、ドアを開ける前に訪問者を確認することができます。
⑥防犯カメラの導入
防犯カメラを設置することで侵入者に対する警戒や不審な行動を監視することができます。
特にインターネットに接続された防犯カメラを設置すると、リアルタイムで玄関を監視し侵入者を記録することもできますよ。
⑦モーションセンサー付きの照明
モーションセンサー付きの照明を設置すると、夜間に外部の動きを感知して自動でライトを点灯させ侵入者を驚かせることができます。
⑧ホームセキュリティシステムの導入
ホームセキュリティシステムを導入すると、侵入者が玄関に近づくとアラームが鳴ったり、警報が送信されます。
また、万が一の時に通報や駆けつけるサービスもありホームセキュリティを導入しているだけで一人暮らしや高齢者だけの住いでも安心感も高まりますよ。
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このように玄関の引き戸の強化と共に、防犯グッズを活用し様々な防犯対策を組み合わせることでより安全・安心な環境で暮らすことができますよ。
玄関の引き戸の防犯対策は?強化する方法を徹底解説!のまとめ
この記事では、玄関の引き戸の特徴やメリット・デメリットについて、また防犯上どのようなリスクがあり、どのように強化するのか防犯対策や防犯グッズをご紹介しました。
引き戸の玄関には、開閉が楽ということや玄関のポーチが広くなり使い勝手が便利であるというメリットがありました。
しかし、引き戸のデメリットとしては断熱性や気密性の低さと共に防犯性の低さも挙げられました。
引き戸の玄関の場合、ガラスの破壊やピッキング、レールのこじ開けなど侵入される手段がありました。
そこで、玄関の引き戸の防犯対策としては以下の項目をご紹介しました。
<玄関の引き戸の防犯対策>
①頑丈な材料の引き戸を使う
②高品質な鍵への変更・追加する
③防犯ガラスの使用
④防犯フィルムの貼付
⑤ドアスコープやカメラ付インターホンの設置
⑥防犯カメラの導入
⑦モーションセンサー付きのセンサー照明
⑧ホームセキュリティシステムの導入
引き戸自体の強化や玄関周辺の防犯対策を合わせて、安心できる環境作りを目指してくださいね!