玄関などの出入口は侵入窃盗の経路として上位を占めており、防犯対策は必須になっています。
賃貸の玄関でもできる防犯対策や手軽な防犯グッズは何があるのかしら?
防犯ブザーを使用する場合、どんな防犯ブザーが玄関に効果あるのか?参考にしてみてくださいね!
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玄関周りを守るための防犯対策を解説!
一戸建住宅では空き巣・泥棒などの侵入経路として「窓」が1番多いのですが、次いで「表出入口」の“玄関”が多くなっています。
また共同住宅(3階建以下と4階建以上の両方)では「表出入口」の“玄関”が侵入経路として一番多いというデータが出ています。
参考:「警視庁住まいる防犯110番」より
そこで、一戸建てでも共同住宅でも玄関の防犯対策は重要なのですが、玄関周りにはどんな防犯対策を行うといいのでしょうか?
まずは玄関周りの防犯対策や防犯グッズについてご紹介しますね!
<空き巣などから玄関を守るための防犯対策>
①玄関の補助錠の設置
②防犯カメラの設置
③防犯ブザーの利用
④センサーライトの設置
⑤セキュリティシステムの活用
それぞれの玄関の防犯対策について詳しく解説していきますね。
①玄関の補助錠の設置
空き巣などが玄関や勝手口から侵入することを防ぐために、ワンドア・ツーロック(ダブルロック)という考え方が推奨されています。
ダブルロックは言葉そのままドアに2つの鍵がついている状態ですが、ワンドア・ツーロックでは、補助錠を設置して鍵を複数設置することを指しますよ。
玄関に補助錠を取り付けることで侵入に要する時間がかかり、空き巣の侵入を防ぐ効果が期待できます。
②防犯カメラの設置
玄関周りに防犯カメラを設置し、異常な動きを検知することで侵入者を威嚇する効果があります。
防犯カメラには賃貸でも工事不要で取り付け可能なタイプもあり、一戸建住宅だけでなく共同住宅でも広く活用されていますよ。
③防犯ブザーの利用
玄関のドアに防犯ブザーを設置し侵入者が侵入した際に大音量の警告音を鳴らすことで、近隣の注意を引きつけることができます。
また防犯ブザーは、持ち歩くことでも危険を回避する手段としても利用できますよ。
④センサーライトの設置
玄関周りにセンサーライトなどの明るい照明を設置することで、侵入者を威嚇しやすくするとともに、周囲の見通しを確保することができます。
空き巣などの犯罪者は音と共に光にも警戒するので、適切な照明は防犯効果を発揮しますよ。
⑤セキュリティシステムの活用
セキュリティ会社のサービスを利用してセキュリティシステムを導入することで、侵入検知や緊急対応のサポートを受けることができます。
例えばホームセキュリティのALSOK(アルソック)のサービスの中には、鍵の締め忘れを予防するための『施錠確認センサー』などもあり、玄関や窓の鍵の締め忘れを防ぐことができますよ。
空き巣に侵入される手口では「無締り」といって”鍵の締め忘れ“が原因で侵入されることが1番多いので、施錠確認があると安心ですね!
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これらの対策を組み合わせることで、空き巣から玄関を守る効果的な防犯対策を実施できます。
では次に、玄関の防犯対策の1つである『防犯ブザー』について、どんな防犯ブザーを選ぶといいのかご紹介していきますね。
玄関用の防犯ブザーの選び方を解説!
玄関の防犯対策の1つとして、空き巣は大きな音にも警戒をするため防犯ブザーも効果的です。
では玄関用に利用できる防犯ブザーは、持ち運び用の防犯ブザーとどんな違いがあるのでしょうか?また、玄関に置く防犯ブザーはどんな点に注意して選ぶといいのでしょうか?
まず玄関用の防犯ブザーと持ち運びのできる防犯ブザーの違いとして玄関用の防犯ブザーは、玄関や家の出入り口に設置することを主な目的としています。
そのため玄関用の防犯ブザーは、通常デザインやサイズが家庭用に合ったものが選ばれますよ。
一方持ち運びのできる防犯ブザーは、持ち運びが容易で通勤や通学時、外出時に手軽に利用できることが特徴です。
持ち運び用の防犯ブザーは、家の中で使用する防犯ブザーとは違いコンパクトで使いやすいデザインが求められますよ。
そして玄関用の防犯ブザーの選び方としては、以下を考慮すると良いでしょう。
<玄関用の防犯ブザーを選ぶポイント>
①操作が簡単であること
②大音量であること
③電池寿命が長いこと
④信頼性のあるメーカーと価格から選ぶこと
それぞれの防犯ブザーの選び方について解説していきますね。
①操作が簡単であること
防犯ブザーは非常時にも素早く使えるシンプルな操作性が重要です。
②大音量であること
防犯ブザーの実効性を確保するために、防犯ブザーの性能基準で防犯ブザーの音量は85dB(デシベル)以上とされています。
また音色は、高い周波数と低い周波数を繰り返すような変動周期を持つことも性能基準に示されていますよ。
③電池寿命が長いこと
防犯ブザーは長時間の使用が可能な電池寿命の長い製品を選ぶことで、安心感を持ち続けられます。
定期的に防犯ブザーの電池残量などもチェックすることも大切ですよ。
④信頼性のあるメーカーと価格から選ぶこと
防犯ブザーは信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことで、品質と機能の確保が期待できますよ。
また予算内で満足できる性能の防犯ブザーを選ぶことも重要です。
これらのポイントを考慮して、自身のニーズやライフスタイルに合った玄関用の防犯ブザーを選ぶことが大切ですよ。
では実際に玄関用に活用できる防犯ブザーにはどんなアイテムがあるのかご紹介していきますね。
おすすめの玄関用防犯ブザーを紹介!
玄関用の防犯ブザーは、持ち運ぶ防犯ブザーとは違い家の中で使用するためサイズやデザインなどが違いました。
ここでは実際に玄関用に活用できる防犯ブザーとしてどんな商品があるのかをご紹介していきますね。
扉が開くと知らせる防犯ブザー
扉が開くと知らせるタイプの防犯ブザーは玄関や窓などに取り付けるもので、センサーの本体とマグネットが離れるとアラームが鳴る仕組みになっています。
扉が開くと反応するため「開放感知型」と呼ばれ、誤作動が少ないのが特徴ですが衝撃には反応しないというデメリットもあります。
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工事が不要で取り付けられるものが多いため賃貸でも活用でき、開き戸でも引き戸でも防犯アラームとして広く利用できますよ。
リモコン付きの玄関用防犯アラーム
玄関に取り付ける防犯ブザーには、リモコン付きのものがあります。
リモコンによってアラームを制御することができるので家の外からアラームを設定することが可能で、外から帰ってきた時もドアが閉まっている状態で外側からアラームを解除して入ることができますよ。
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また扉の開閉がない状態でもリモコン操作で大音量を鳴らすことができるため、いざという時に防犯ブザーのように利用することもでき役立ちます。
衝撃を感知する防犯ブザー
「開放感知型」とは別に「衝撃感知型」はドアや窓に強い衝撃があった時にその振動によって反応するセンサーが搭載されています。
この「衝撃感知型」は日常的な風などの振動では反応しませんが、台風や強風で反応してしまうこともあり、感度調整可能なタイプを選ぶ必要がありますよ。
「衝撃感知型」だけの機能よりも「衝撃&開放感知型」という振動や開放のどちらの機能も兼ね備えたアイテムがおすすめですよ。
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このように、防犯ブザーであれば工事不要で賃貸でも手軽に利用できるので玄関周辺の防犯対策として参考にしてみてくださいね!
▼持ち歩きができる防犯ブザーを選ぶ時は、関連記事「おしゃれな防犯ブザーは?大人向けおすすめ商品はこれで決まり!」も参考にご覧ください。
玄関の防犯ブザーは役に立つ?玄関を守るための対策やグッズを徹底解説!のまとめ
この記事では玄関周りの防犯対策について、賃貸でも活用できるおすすめの防犯ブザーなどの防犯グッズについてご紹介しました。
侵入窃盗犯などから玄関を守るための防犯対策としては以下をご紹介しました。
①玄関の補助錠の設置
②防犯カメラの設置
③防犯ブザーの利用
④センサーライトの設置
⑤セキュリティシステムの活用
その中で、賃貸でも活用できる玄関用防犯ブザーについて選ぶポイントについては以下が挙げられました。
<玄関用の防犯ブザーを選ぶポイント>
①操作の簡単であること
②大音量であること
③電池寿命が長いこと
④信頼性のあるメーカーと価格から選ぶこと
またおすすめの玄関用の防犯ブザーとして、扉が開くと知らせる防犯ブザーやリモコン付きの玄関用防犯アラーム、衝撃を感知する防犯ブザーなどをご紹介しました。
玄関は鍵の締め忘れによる侵入被害も多いため、しっかりと防犯対策を意識して過ごしてくださいね!