一戸建て(一軒家)で暮らす場合、窓からの侵入窃盗に対しての防犯対策は重要です。

大きくて開放的な窓の方が明るくて過ごしやすいんだけど、防犯上は心配だわ。
この記事では、一戸建ての窓の防犯対策として狙われやすい窓の特徴や、具体的な窓の防犯対策についてご紹介します。

窓からの不法侵入を防ぐために、この記事の防犯対策を参考にして下さいね!
▶ 一戸建ての防犯対策全般を知りたい方は「一戸建ての防犯対策まとめ|初心者でも分かる対策の種類と優先順位」も合わせてご覧下さい。
一戸建て(一軒家)の狙われやすい窓を解説!

「窓」は一戸建て住宅への侵入窃盗で多く利用される侵入口であり、防犯対策が重要です。
警察庁の令和6年(2024年)の統計では、一戸建て住宅の侵入窃盗の侵入口として窓が52.9%を占めています。
特に無施錠の窓は侵入被害につながりやすく、窓ガラスを破壊してクレセント錠などを外して侵入する「ガラス破り」も代表的な手口の一つです。
そんな一戸建て住宅では窓の種類も様々ありますが、どんな窓が侵入されやすかったり狙われやすかったりするのでしょうか?

まずは、狙われやすい窓の特徴についてご紹介しますね。
<空き巣に狙われやすい窓の特徴>
①鍵を閉めていない窓
②雨戸やシャッターがない窓
③外から見通しが悪い窓
④掃き出し窓
それぞれの狙われやすい窓の特徴について解説していきますね。
①鍵を閉めていない窓
空き巣は、鍵を閉めていない窓を狙って侵入することがあります。
玄関ドアの鍵をしっかりと閉めていても、窓の鍵には無頓着という人もいるかもしれません。
しかし窓の鍵をかけることは基礎的な防犯対策の1つであり、日ごろから窓の鍵の確認を行うことが重要ですよ。
ただし鍵をかけているだけでは完全な防犯対策とはならないため、窓ガラスなどもきちんと対策しておく必要があります。
②雨戸やシャッターがない窓
雨戸やシャッターのない窓は、空き巣にとって狙いやすい窓とされています。
雨戸やシャッターが設置されていない窓はガラス破りなどへの備えとして、補助錠や防犯フィルム、防犯ガラスなどの対策を検討するとよいでしょう。
警察庁もガラス破り対策として雨戸や窓シャッター、補助錠、防犯フィルムなどを挙げています。
③外から見通しが悪い窓
外から見通しが悪い窓は、侵入者が周囲から見られにくくなるため侵入されやすい環境につながる可能性があります。
窓の周辺に植栽や塀などで死角ができている場合は、見通しを確保することが大切です。
また外から見通しが悪い窓は、居住者にとっても外から見えないという点で防犯対策を怠りがちです。
侵入者にとっては、防犯対策が不十分で外部から侵入していることが見えにくい窓は狙いやすいターゲットとなりますので、窓の防犯対策を強化することが重要です。
④掃き出し窓
また、狙われやすい窓としては掃き出し窓があります。
この「掃き出し窓」は床面まで開口部がある背の高い窓で、リビングなどの窓としてよく使われます。
掃き出し窓は大きな窓で開放感があり、明るいリビングを演出するために利用されることが多いですが、同時に侵入窃盗犯に狙われやすい窓の特徴を持っていますよ。
特に1階の掃き出し窓は屋外からアクセスしやすく、大きなガラス面を持つことから、ガラス破りなどへの対策を検討したい窓です。

これらの特徴を踏まえて窓の防犯対策を行うことで、一戸建ての防犯性を向上させることができますよ。

一軒家には掃き出し窓を設置している家庭も多いと思うけど、どんな防犯対策をすれば安全かしら?
それでは次に、一戸建ての窓、特に掃き出し窓にできる防犯対策についてご紹介していきますね。
一戸建て(一軒家)の窓の基本的な防犯対策を解説!

ここまで一戸建て(一軒家)の窓について狙われやすい特徴をご紹介しましたが、まず、一般的な窓の防犯対策としては何をすればいいのでしょうか?
<一戸建ての窓の基本的な防犯対策>
1.鍵の施錠・鍵の強化
2.窓の目隠し対策・雨戸やシャッターの活用
それぞれの防犯対策について解説していきますね。
1.鍵の施錠・鍵の強化
まず防犯対策の基本として窓の施錠をしっかりと行い、不正な開閉を防ぐことが重要です。
そのためには家族全員が防犯意識を持つことで防犯効果を高められますよ。
さらに窓のクレセント錠に加えて補助錠を取り付け、ツーロックにすることでセキュリティが向上し防犯性を高められます。
\補助錠にはこんなものがあります/
2.窓の目隠し対策・雨戸やシャッターの活用
窓の内側にカーテンやブラインドを取り付けて目隠しをすることで、外からの視線を遮ることができます。
また、窓に雨戸やシャッターが設置されている場合も、窓から室内が見えなくなります。
この視覚的な効果により、空き巣や侵入者は家の中の状況を確認しにくくなり、侵入を躊躇する可能性が高まりますよ。

特に雨戸やシャッターがあるだけで侵入者にとっては「侵入しにくい窓」と感じさせることができます。
また、窓のガラスを割って侵入する「ガラス破り」が一般的な犯罪手法ですが、雨戸やシャッターを設置することで、侵入者が窓ガラスを割る手間をかけさせることができます。
さらに雨戸やシャッターはアルミや鋼板などの頑丈な素材で作られている場合が多く、しっかりと施錠すれば外部からの突破は非常に難しいです。

ただし雨戸やシャッターが閉まっていることで留守を示す可能性があるため、長期不在時には注意が必要ですよ!
雨戸やシャッターがない場合は面格子を取り付ける!
元々雨戸やシャッターがない窓も存在しますが、そんな時は後付けもできる面格子を取り付けると窓の防犯性は高まりますよ。
面格子には、すでに設置されている窓に対して後付けできるものや窓のサイズや設置環境、デザインなどに応じて、様々な種類を選択することができます。

面格子は風通しや視界の制限・建物外観への影響・費用と手間などのデメリットもあるので、家の状況やニーズに合わせて慎重に判断することが重要です。
\面格子はこんなものです/
ではさらに一戸建ての1階にある掃き出し窓のように大きく開放的な窓に必要な防犯対策についてご紹介しますね。
一戸建て(一軒家)の掃き出し窓のような大きな窓に必要な防犯対策!

一戸建て(一軒家)やマンションなどで日光を取り込んで明るいリビング空間を演出するメリットのある掃き出し窓ですが、同時に侵入窃盗犯にとって狙われやすい特徴もあり1階に掃き出し窓がある場合は防犯対策が重要です。
ここでは、特に掃き出し窓に対する防犯対策について解説しますね。
<掃き出し窓の防犯対策>
1.防犯フィルムの使用
2.センサーライトの設置
3.窓用の防犯ブザーの設置
4.防犯カメラの導入
それではそれぞれの防犯対策について解説していきますね。
1.防犯フィルムの使用
掃き出し窓のガラスに防犯フィルムを貼ることで窓の強化に役立ち、ガラスを割られても破片が飛散しにくくなるため防犯効果がありますよ。
また自分でも手軽に防犯フィルムを貼ることができる防犯対策であり、見た目の変化が少ないというメリットがあります。
ただし製品によって性能が異なるため防犯性能を重視する場合は、CPマークの付いた防犯建物部品などを確認するとよいでしょう。
2.センサーライトの設置
掃き出し窓周辺にセンサーライトを設置すると人が近づいた際に自動で点灯するため、周囲から発見される可能性を高め、侵入をためらわせる効果が期待できます。
またセンサーライトは人が近づいたときに点灯するため、夜間や暗い場所での照明確保にも便利な点がありますよ。
そしてセンサーライトは必要なときにだけ点灯するため、常時点灯する照明よりも省エネルギーで不要な消費電力を抑えることもできますよ。

ただ、センサーライトは設置場所によって誤作動を起こしやすかったり、近隣住民に不快感を与える可能性があるので、設置位置にも注意してくださいね。
3.窓用の防犯ブザーの設置
窓用の防犯ブザーには、窓の開閉やガラスへの衝撃・振動などを検知してアラームを鳴らすタイプがあります。
警報音によって異常を周囲に知らせたり、侵入者を警戒させたりする効果が期待できます。
製品によって検知方式が異なるため、設置する窓に合ったタイプを選びましょう。
また煩雑な工事や配線が不要なため、窓用の防犯ブザーは手軽に取り付けることができます。

窓用の防犯ブザーも誤作動の可能性があったり、多くの製品は電池を使用して動作するので定期的な電池交換やメンテナンスも行いましょう。
4.防犯カメラの導入
掃き出し窓の近くに防犯カメラを設置することで、防犯カメラの存在が侵入者に対して威嚇となり、犯罪者や不正行為を抑える効果が期待されます。
また防犯カメラは録画機能を持っているため、トラブルや事件が発生した際に証拠として利用もできますよ。
さらに防犯カメラには遠隔モニタリングが可能なものもあり、外出時も遠隔で監視・管理することで防犯性を高めることができますよ。

ただ防犯カメラは、コストと運用負担・撮影範囲の限界・プライバシーの侵害といったデメリットも存在しますので、利用の際はプロに相談するのも1つですよ。
\防犯カメラは専門家にお任せ!/
防犯カメラは防犯対策の専門家に相談するのが安心です!
まずは無料の相談・見積もりをご利用くださいね。
▼一戸建てだけでなくマンションなどにも共通する窓全般の防犯対策について、関連記事「窓の防犯対策とは?空き巣に狙われやすい窓と効果的な対策を解説」で詳しく解説しています。
一戸建ての窓の防犯!1階からの侵入を防ぐ効果的な対策を徹底解説!のまとめ
この記事では、一戸建て(一軒家)の窓の防犯対策として狙われやすい窓の特徴や、具体的な防犯対策について詳しくご紹介しました。
一戸建ての住宅では、侵入窃盗の約半数近くが窓から侵入することが多く防犯対策が重要な場所でもありました。
そして空き巣に狙われやすい窓の特徴には以下のことが挙げられましたよ。
<空き巣に狙われやすい窓の特徴>
①鍵を閉めていない窓
②雨戸やシャッターがない窓
③外から見通しが悪い窓
④掃き出し窓
そこで、窓の防犯対策として、以下のことをご紹介しました。
<一戸建ての窓の基本的な防犯対策>
1.鍵の施錠・鍵の強化
2.窓の目隠し対策・雨戸やシャッターを活用する
<掃き出し窓の防犯対策>
1.防犯フィルムの使用
2.センサーライトの設置
3.窓用の防犯ブザーの設置
4.防犯カメラの導入

犯罪者にとって一戸建ての1階の窓は特に侵入しやすいので、この記事でご紹介した防犯対策を参考にしながら安全な環境を作ってみてくださいね。


