自転車を購入したときや譲り受けたとき、「防犯登録って必要なの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

「罰則がないならしなくてもいいのでは?」とか「中古でもらった自転車だし、盗まれても困らないかも……」なんて考えてしまいますよね。
しかし、防犯登録をしないことで思わぬトラブルにつながる可能性があります。
この記事では自転車の防犯登録をしないとどうなるのか罰則などの法律やデメリットについて、また防犯登録のない自転車を譲渡・売る・処分する場合や撤去された場合はどうなるのか、などをご紹介しています。

自転車の防犯登録は必要なのか?と疑問に思っている人はぜひ参考にしてくださいね。
自転車の防犯登録の必要性や正しい手続きについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶自転車の防犯登録とは?未登録のリスクと正しいやり方を完全解説
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【結論】防犯登録しなくても罰則はないがリスクはある

結論から言うと、自転車の防犯登録をしていなくても罰則は基本的にありません。

ただし、日本では防犯登録は法律に基づき義務とされており、登録しないことで以下のようなリスクがありますよ。
- 警察の職務質問で止められる可能性
- 盗難と疑われるリスク
- 盗まれても戻ってこない可能性
「罰則がない=やらなくていい」ではなく、自分を守るための制度と考えることが大切です。
防犯登録は義務?罰則はある?
自転車の防犯登録は、盗難防止と被害回復を目的として導入された制度です。
1994年(平成6年)に「自転車の安全利用の促進及び自転車等駐車対策の総合的推進に関する法律」が改正され、防犯登録が義務化されました。
この法律により、自転車利用者には防犯登録を行うことが求められています。
ただし、未登録でも罰則は設けられていません。

とはいえ、防犯登録をしておくことで所有者の特定が容易になり、トラブル回避につながりますよ。
自転車の防犯登録をしていないことで起こる3つのリスク

自転車の防犯登録は所有者の情報を確保し、自転車の正当な所有者を特定するための手段となっています。
この防犯登録がない場合に起こりうるリスクについて解説していきます。
① 警察の職務質問で止められる可能性
自転車に乗っていると、警察官から職務質問を受けることがあります。
その際、防犯登録の有無を確認されるケースが多く、登録されていないと所有者の確認に時間がかかることがありますよ。
場合によっては、その場で説明を求められるなど、手間やストレスにつながることもあります。
② 盗難と疑われるリスク
防犯登録がない自転車は、所有者の情報が確認できません。
そのため、警察から見て「盗難車ではないか?」と疑われる可能性があります。
特に中古自転車や見た目が古い自転車の場合は注意が必要です。
防犯登録をしていれば、その場で正当な所有者であることを証明しやすくなります。
③ 盗まれても戻ってこない
防犯登録は、自転車の所有者情報を管理するための制度です。
そのため、防犯登録をしていないと盗難にあった場合でも所有者の特定ができず、発見されても返還されにくくなります。
「盗まれてもいい」と思っていても、実際には不便や損失につながる可能性があります。

自転車の防犯登録をしていることで正当な所有者としての立証が容易になり、職務質問の回避にもつながります。
自転車の防犯登録は所有者の保護と安全な利用のために重要ですよ!
ちなみに自転車の防犯登録の手続きは各都道府県で行われており、警察署や指定団体が運営しています。
このように自転車の防犯登録は義務化されているのですが、実際に罰則がないので登録をしてない自転車も見られます。
では防犯登録をしてない自転車を譲渡したり売ったり・処分したりする場合はどうすればいいのでしょうか?
次に防犯登録してない自転車を譲渡したり売ったり・処分したりする場合についてもご紹介しますね。
防犯登録していない自転車のよくある疑問

自転車の安全な利用のためには防犯登録は必要でしたが、罰則がないため防犯登録をしない場合もあります。
そんな防犯登録をしていない自転車を譲渡したり売ったり処分する場合はどうすればいいのでしょうか?
譲渡・売却する場合はどうする?
防犯登録をしていない自転車でも、譲渡や売却は可能です。
ただし、トラブル防止のために以下の対応をしておきましょう。
自転車を譲る場合は譲渡証明書が必要
自転車を誰かに譲渡する場合は、譲渡先と譲渡日などを記入した譲渡証明書を作成しておきましょう。
譲渡証明書は決まった様式はなく、手書きのものでも可能ですが、譲り渡す人が書く必要がありますよ。
譲り渡された側が自転車の防犯登録を行う際にこの譲渡証明書が必要となり、後のトラブル回避のために重要です。
▼自転車を譲る場合の防犯登録の手続きについては、関連記事「もらった自転車の防犯登録は?譲る場合の手続きについても解説!」で詳しく解説しています。
自転車をリサイクルショップへ売却する場合は確認が必要
自転車をリサイクルショップに売却する際、防犯登録の有無を確認しておくことが重要です。
防犯登録がされていない自転車でも、一部のリサイクルショップは購入を受け付けることがありますが、店舗により異なる場合があります。
防犯登録がされていない自転車の売却可能性を確認しておきましょう。
処分する場合は?
防犯登録のない自転車を処分する場合はルールを確認
防犯登録のない自転車を処分する方法はいくつかありますよ。
自転車を処分する方法には自治体の粗大ごみとしての廃棄、ごみ処理場への持ち込み、リサイクル業者・自転車屋への引き取りなど選択肢があります。
粗大ごみとしての廃棄などは地域のルールを確認して行う必要がありますよ。

防犯登録を元々していない場合はそのまま処分するだけでいいのですが、反対に防犯登録をしている自転車を処分する場合は「防犯登録の抹消」が必要になるので注意してくださいね!
▼防犯登録をしている自転車の処分法については、関連記事「自転車を捨てる時の防犯登録はどうする?必要な手続きを徹底解説!」で詳しく解説しています。
では防犯登録をしていない自転車が撤去された場合など自転車は返してもらえるのでしょうか?次に防犯登録をしていない自転車の撤去についてご紹介しますね。
防犯登録してない自転車が撤去された場合

防犯登録をしていない自転車の譲渡や売却、処分法について解説しましたが、ここでは撤去されてしまった場合についてご紹介していきますね。
防犯登録していない自転車が撤去された場合、以下のような状況が考えられますよ。
1.所有者特定の困難さ
自転車が違法駐輪や放置のために撤去された場合、地域によっては一定期間内に所有者が連絡することで返却の可能性があることもあります。
ただし自転車の防犯登録がされていない場合、所有者の特定が難しく返却が困難になることがありますよ。
また、所有者が自転車の特定を試みても証拠がなければ返却が難しい場合もあります。
2.法的手続きの必要性
撤去された自転車の所有者が特定できず、かつ防犯登録がない場合、所有権の主張に関して法的な手続きが必要になる可能性があり、返却が遅れる可能性があります。
状況によっては防犯登録のない自転車が撤去されても返却される可能性がある一方で、所有者の特定や法的手続きの問題が影響することも考慮する必要があります。

そもそも防犯登録がない自転車は盗難もされやすいので撤去されたかどうかも分からない場合もありますよ。

このようにデメリットも多いので、自転車の防犯登録はしておきましょうね!
防犯登録はしておくべき?結論
自転車の防犯登録は、罰則こそありませんが、自分の自転車を守るために非常に重要な制度です。
- 盗難時の返還率が上がる
- 職務質問時のトラブルを回避できる
- 所有者証明がスムーズになる
手続き自体も難しくないため、自転車を安全に利用するためにも防犯登録は必ず行っておきましょう。
▼ネットで自転車を購入した場合の防犯登録の流れについては、関連記事「ネット通販で買った自転車の防犯登録はどうするの?登録できるサイトも紹介!」で詳しく解説しています。
自転車の防犯登録をしないとどうなる?罰則やリスクをわかりやすく解説!のまとめ
この記事では、自転車の防犯登録をしないとどうなるのか法律やデメリットについて、また防犯登録のない自転車を譲渡・売る・処分する場合はどうすればいいのか?撤去された場合はどうなるのかなどをご紹介ました。
日本では自転車の防犯登録は義務化されていますが、未登録でも罰則はありませんでした。
しかし自転車の防犯登録は自転車の正当な所有者を特定するための手段となるため、登録をしていないと盗難された時に返還が難しくなる可能性があったり、盗難車の疑いをかけられ職務質問をされるなどデメリットがありますよ。
また、防犯登録のない自転車を譲渡したり売ったりする場合は必要な手続きもあり手間がかかることもありますよ。
さらに防犯登録をしていない自転車が撤去されてしまった際も、所有者の特定が難しく返却が困難になる場合もありました。

少し手間ですがぜひ防犯登録を行って、安全・安心に自転車に乗ってくださいね!
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